龍野東中学校区「人間関係づくりプログラム」を実施しました

 11月7日(金)、龍野東中学校にて、龍野東中学校区の6年生を対象とした「人間関係づくりプログラム」を実施しました。小宅小学校・誉田小学校・神岡小学校の6年生が一堂に会し、来年度から同じ中学校に進学する仲間として交流を深める貴重な機会となりました。

 本プログラムでは、大阪府青少年活動財団の皆様を講師にお迎えし、体育館での全体会に続いて、「ハートアクティビティⅠ・Ⅱ」と呼ばれる体験的な活動に取り組みました。ゲームや対話を通して、初めて話す友達とも自然と声を掛け合い、協力しながら課題を乗り越える姿が多く見られました。活動の最後には「みんなでふりかえり」の時間をもち、自分の気付きや友達のよさを言葉にすることで、中学校進学への不安が少し和らぎ、「中学校が楽しみ」という前向きな声も聞かれました。

 また、活動の様子を小・中学校教職員が共に見守り、児童一人一人の表情や関わり方から、これからの指導や支援につながる多くの学びを得ることができました。小学校と中学校が連携して児童理解を深めるという、本プログラムの大きな目的も達成できたと感じています。

 ご指導いただきました大阪府青少年活動財団の皆様、事前の準備から当日の運営までご協力くださった小宅小学校・誉田小学校・神岡小学校の先生方、そして温かく児童を送り出してくださった保護者の皆様に、心より感謝申し上げます。

 今回の経験は、児童にとって、中学校生活への大きな一歩となりました。龍野東中学校では、来年度の入学を心から楽しみに待つとともに、このプログラムで育まれた「人とつながる力」「仲間を大切にする気持ち」を、入学後の学校生活や学級づくりにしっかりとつなげていきます。

 今後も、小・中学校が力を合わせて、子どもたち一人一人が安心して自分らしく成長できる「龍野東中学校区」を築いてまいります。