スマホ・ケータイ安全教室を実施しました

11月19日(水)の5校時に、全校生を対象とした「スマホ・ケータイ安全教室」を体育館にて開催いたしました。

近年、中学生のスマートフォン所持率は年々増加傾向にあります。それに伴い、SNSを介したトラブルも後を絶ちません。こうした現状を受け、本校では生徒自らがリスクを回避する能力を身につけ、安心・安全に、そして何より「優しさと思いやり」を持って情報機器と付き合えるよう、ネットモラル教育に力を入れています。

今回の教室は、たつの市教育委員会の「こどもの居場所づくり事業」の一環として、産(KDDI)・官(兵庫県警、教育委員会)・学(兵庫県立大学、学校) が一体となって連携する、非常に充実したプログラムとなりました。

当日は兵庫県立大学ソーシャルメディア研究会の学生の皆さんを講師にお招きし、生徒に近い目線から、実際に起こりうるトラブルやその回避方法について具体的にお話しいただきました。また、兵庫県警本部の方からは、専門的な立場からネット犯罪の危険性について講話をいただきました。

生徒たちは、便利な道具の裏側に潜むリスクについて真剣な表情で耳を傾け、自分たちの使い方を振り返る貴重な時間となりました。

会の最後には、生徒会長の尾ノ井さんが全校生を代表し、学びへの感謝と今後の適正利用への決意を込めて謝辞を述べました。

お忙しい中、本校生徒のために熱心にご指導いただきました兵庫県立大学ソーシャルメディア研究会の皆様、兵庫県警本部の皆様、そして教材監修をいただいたKDDIおよび竹内和雄先生、調整の労をおとりいただいたたつの市教育委員会の皆様に、心より感謝申し上げます。

学校としましても、今回配布いただいた啓発資料を活用しながら、引き続き指導を行ってまいります。ご家庭におかれましても、ぜひこの機会に、スマホやSNSの使い方、ご家庭でのルールについて話題にしていただければ幸いです。