参観授業ならびに3年生探究学習発表会、リーディングDX公開授業、ArtMove(学校美術館)

12月6日、本校において参観授業ならびに3年生探究学習発表会、リーディングDX公開授業、ArtMove(学校美術館)を開催しました。

参観授業では、各教科で普段の学習のようすを公開し、生徒たちは保護者や地域の方々に見守られながら、日頃の成果を発揮しようと一生懸命に学習に取り組む姿を見せてくれました。

3年生探究学習発表会では、「問い」を自ら立て、資料の収集・分析やフィールドワークを通して深めてきた学びの成果を、ポスターを用いて堂々と発表しました。友だちの発表を聞き合い、質問や意見交流を行う姿から、思考力・表現力だけでなく、互いに学び合う姿勢の成長もうかがうことができました。

リーディングDX公開授業では、タブレット端末やクラウド型ソフトウェアを活用し、一人一人の理解に応じた学びや、意見共有・共同編集を通した協働的な学びの実践を参観していただきました。ICTを活用することで、生徒が自分の考えを可視化し、友だちと比べたり深め合ったりする姿が随所に見られました。

また、ArtMove(学校美術館)では、校内各所に展示した生徒の作品を、多くの方に鑑賞していただきました。一つ一つの作品には、生徒の感性や創意工夫、粘り強く取り組んだ軌跡が表れており、来校された皆様から温かいご感想をいただきました。

お忙しい中ご来校いただきました保護者・地域の皆様、並びにご指導・ご助言を賜りました関係者の皆様に心より感謝申し上げます。今後も、探究的な学びやICTの活用、表現活動の充実を図りながら、生徒一人一人の学びと成長を支える教育活動を進めてまいります。

eスポーツ大会

12月5日、本校において「eスポーツ大会」を開催しました。
大会では、生徒が授業や自主学習の中でプログラミングした自作ゲーム3種類を競技タイトルとして採用し、予選を勝ち抜いた代表選手たちが熱戦を繰り広げました。

使用したゲームは、ScratchやGodot Engineを用いて制作した本格的な作品で、キャラクターの動きやステージ構成、得点システムなど、生徒一人一人の工夫とアイデアが詰まった内容となっていました。プログラムの動作確認やバランス調整も自分たちで行い、「遊ぶ側」と「作る側」の両方の視点からゲームに向き合う貴重な機会となりました。

当日は、観戦する生徒たちの大きな声援の中、代表選手たちは真剣な表情で対戦に臨みました。勝敗こそつきましたが、ルールやマナーを守りながら互いの健闘をたたえ合う姿に、eスポーツならではのフェアプレー精神とチームワークの大切さが表れていました。

学校保健委員会

 12月4日、本校において学校医の先生をお招きし、学校保健委員会を開催しました。委員会には、学校医、教職員、PTA代表が参加し、本校の健康課題と今後の取組について意見交換を行いました。

 会では、今年度の健康診断結果や保健室利用の状況をもとに、生徒の生活習慣やメンタルヘルス、感染症予防などについて学校医の先生から専門的な助言をいただきました。また、生徒代表からは、日頃の生活や学校環境についての話があり、心身ともに健康で安心して過ごせる学校づくりについて考える貴重な機会となりました。

 今後も、学校医の先生やPTA、地域の皆様と連携しながら、生徒一人一人の健康の保持増進に努めてまいります。

小宅小学校 清久校長先生をお招きし、「食育」と「これからの教育」について学びました

令和7年12月1日、本校に小宅小学校長の清久利和先生(元 文部科学省 初等中等教育局 健康教育・食育課 食育調査官)をお招きし、「食育」と「次期学習指導要領」をテーマにご講演いただきました。

講演では、子どもたちの健康な成長を支える「食育」の重要性について、これまでの国の施策や学校現場での具体的な取組事例を交えながら、分かりやすくお話しいただきました。また、次期学習指導要領の改訂の方向性や、その中で求められる資質・能力と食育とのつながりについても、専門的な立場から丁寧にご説明いただきました。

参加した教職員からは、「日々の授業や学級経営の中に、食育の視点をより意識して取り入れていきたい」「次期学習指導要領を見据えたカリキュラムづくりのヒントになった」などの声が寄せられました。今回の学びを生かし、家庭・地域と連携しながら、子どもたちの健やかな成長と豊かな学びにつながる教育活動を一層推進してまいります。

清久先生、貴重なお話をありがとうございました。

龍野東中学校 探究学習発表会 並びに 授業公開のご案内

2025龍野東中学校ラーニングフェスR7年度 12月指定参観日スクリレ案内T-OWNプロジェクトポスターArtMoveポスター

晩秋の候、保護者の皆様、地域の皆様におかれましては、ますますご清祥のこととお喜び申し上げます。平素は本校の教育活動に多大なるご理解とご協力を賜り、厚く御礼申し上げます。

さて、このたび龍野東中学校では、下記の日程で「探究学習発表会」並びに「授業公開」を実施することとなりました。 これは、生徒たちが日頃取り組んでいる学習の成果や、学校での様子を皆様にご覧いただく貴重な機会と考えております。

ご多忙の折とは存じますが、ぜひこの機会に生徒たちの熱心に学ぶ姿や活動の成果をご覧いただき、ご声援を賜りますようご案内申し上げます。皆様のご来校を心よりお待ちしております。

開催概要
1. 日時

令和7年12月6日(土) 8:30~12:00

2. 場所

たつの市立龍野東中学校

(住所:たつの市龍野町日飼100番地)

3. 内容

■ 探究学習発表会(3年生)

時間: 8:30 ~ 10:20

場所: 体育館

■ 授業公開(全クラス)

1校時: 8:30 ~ 9:20

2校時: 9:30 ~ 10:20

3校時: 10:30 ~ 11:20

■ 龍東 Art Move(校地内)

時間: 8:30 ~ 12:00 (クリエイト部の美術作品等を校地内に展示します)

【ご来校の皆様へのお願い】

・当日はスリッパ等の上履きをご持参ください。

・お車でお越しの際は、運動場駐車場をご利用ください。

1年生防災教室を実施しました

 11月21日(金)の5・6校時に、本校体育館および北館南側を会場として、1年生を対象とした「防災教室」を実施しました。大きな災害がいつどこで起こるか分からない中で、「自分の命は自分で守る」「周りの人と助け合う」力を育むことを目的として行いました。

 はじめに、消防署の方から、地震や火災が発生した際の身の守り方や、日頃からの備えの大切さについて講話をしていただきました。実際の現場での経験を踏まえたお話に、生徒たちは真剣な表情で耳を傾けていました。

 その後は、体育館内外に分かれて体験活動を行いました。屋外では、水消火器を用いた初期消火の訓練や、煙の充満を想定した煙テント体験を行い、視界の悪い中で姿勢を低くして避難することの難しさと大切さを学びました。体育館内では、身近な物を活用した応急担架づくりや、三角巾を用いた止血方法などの応急手当を体験し、「いざというときに自分にできること」を具体的に考える機会となりました。

 防災教室の終了後には、各教室で学習を振り返り、感想文を書きました。「怖さを知ったからこそ、日頃から備えたい」「家族にも今日学んだことを伝えたい」といった感想も多く見られ、今回の学びが家庭や地域での防災意識の向上にもつながることを期待しています。

 今回の防災教室の実施にあたり、ご指導いただきました消防署の皆様、準備や運営にご尽力いただいた教職員の皆様に心より感謝申し上げます。また、生徒たちを温かく見守り、日頃から防災について声かけをしてくださっている保護者・地域の皆様にも重ねてお礼申し上げます。今後も本校では、防災教育を継続的に進め、子どもたちが安心・安全に生活できる力を育んでまいります。

スマホ・ケータイ安全教室を実施しました

11月19日(水)の5校時に、全校生を対象とした「スマホ・ケータイ安全教室」を体育館にて開催いたしました。

近年、中学生のスマートフォン所持率は年々増加傾向にあります。それに伴い、SNSを介したトラブルも後を絶ちません。こうした現状を受け、本校では生徒自らがリスクを回避する能力を身につけ、安心・安全に、そして何より「優しさと思いやり」を持って情報機器と付き合えるよう、ネットモラル教育に力を入れています。

今回の教室は、たつの市教育委員会の「こどもの居場所づくり事業」の一環として、産(KDDI)・官(兵庫県警、教育委員会)・学(兵庫県立大学、学校) が一体となって連携する、非常に充実したプログラムとなりました。

当日は兵庫県立大学ソーシャルメディア研究会の学生の皆さんを講師にお招きし、生徒に近い目線から、実際に起こりうるトラブルやその回避方法について具体的にお話しいただきました。また、兵庫県警本部の方からは、専門的な立場からネット犯罪の危険性について講話をいただきました。

生徒たちは、便利な道具の裏側に潜むリスクについて真剣な表情で耳を傾け、自分たちの使い方を振り返る貴重な時間となりました。

会の最後には、生徒会長の尾ノ井さんが全校生を代表し、学びへの感謝と今後の適正利用への決意を込めて謝辞を述べました。

お忙しい中、本校生徒のために熱心にご指導いただきました兵庫県立大学ソーシャルメディア研究会の皆様、兵庫県警本部の皆様、そして教材監修をいただいたKDDIおよび竹内和雄先生、調整の労をおとりいただいたたつの市教育委員会の皆様に、心より感謝申し上げます。

学校としましても、今回配布いただいた啓発資料を活用しながら、引き続き指導を行ってまいります。ご家庭におかれましても、ぜひこの機会に、スマホやSNSの使い方、ご家庭でのルールについて話題にしていただければ幸いです。

令和7年度「トライやる・ウィーク」終了の御礼

晩秋の候、地域の皆様におかれましては、ますますご清祥のこととお慶び申し上げます。

さて、去る11月10日(月)から14日(金)までの5日間(一部土曜日実施)、本校2年生を対象に実施いたしました「トライやる・ウィーク」が、無事終了いたしました。

今年度は、校区内を中心とする79カ所の事業所の皆様に多大なるご協力をいただきました。 業務ご多忙の折にもかかわらず、生徒たちを温かく迎え入れ、時には厳しく、時には優しくご指導いただきましたことに、学校を代表して心より厚く御礼申し上げます。

生徒たちは、学校という枠を越え、社会の第一線で働く大人の方々と触れ合う中で、「働くことの厳しさや喜び」「挨拶やマナーの大切さ」、そして何より「人とのつながりの温かさ」を肌で感じることができたようです。 巡回指導の際に見せた生徒たちの真剣な眼差しや、活動を終えて学校に戻ってきた時のひと回り成長した表情が、この体験の充実ぶりを物語っておりました。

また、期間中、温かいお声掛けをいただきました地域の皆様、そして早朝からのお弁当作りや送り出しなど、ご家庭でのサポートをいただきました保護者の皆様にも、深く感謝申し上げます。

今後は、この貴重な体験を事後学習としてまとめるとともに、残りの中学校生活、ひいては将来の進路選択に活かせるよう、教職員一同指導してまいる所存です。

今後とも、本校教育活動への変わらぬご支援・ご協力を賜りますようお願い申し上げます。

推薦入試対策講座を実施しました

 11月13日(木)の5校時、本校体育館において、第3学年生徒を対象に「推薦入試対策講座」を実施しました。講師として石本昌嗣先生をお迎えし、推薦入試の概要や、高校側がどのような視点で中学生を見ているのか、面接に臨む際の心構えや言葉遣い・態度のポイントなどについて、具体的な例を交えながら分かりやすくお話しいただきました。

 生徒たちはメモを取りながら真剣な表情で話に耳を傾け、「これまでの中学校生活で努力してきたことを、どう自己PRにつなげていくか」「志望理由を自分の言葉で語ることの大切さ」など、多くの学びを得ていました。講座の最後には、「日々の授業や行事での取り組みが、そのまま受験への自信につながる」という励ましの言葉もいただき、生徒一人一人が自分の進路と向き合う良い機会となりました。

 お忙しい中、本校生徒のためにご指導くださいました石本昌嗣先生に、心より感謝申し上げます。また、講座の実施にあたりご理解とご協力をいただきました保護者の皆様にも、厚くお礼申し上げます。

 3年生のみなさん、いよいよ進路実現に向けた歩みが本格的になっていきます。今回学んだことを生かし、自分の良さや頑張りを言葉にして伝えられるよう、これからの一日一日を大切に積み重ねていきましょう。不安や悩みは一人で抱え込まず、仲間や先生方と支え合いながら、最後まであきらめずにチャレンジしていくことを期待しています。

龍野東中学校区「人間関係づくりプログラム」を実施しました

 11月7日(金)、龍野東中学校にて、龍野東中学校区の6年生を対象とした「人間関係づくりプログラム」を実施しました。小宅小学校・誉田小学校・神岡小学校の6年生が一堂に会し、来年度から同じ中学校に進学する仲間として交流を深める貴重な機会となりました。

 本プログラムでは、大阪府青少年活動財団の皆様を講師にお迎えし、体育館での全体会に続いて、「ハートアクティビティⅠ・Ⅱ」と呼ばれる体験的な活動に取り組みました。ゲームや対話を通して、初めて話す友達とも自然と声を掛け合い、協力しながら課題を乗り越える姿が多く見られました。活動の最後には「みんなでふりかえり」の時間をもち、自分の気付きや友達のよさを言葉にすることで、中学校進学への不安が少し和らぎ、「中学校が楽しみ」という前向きな声も聞かれました。

 また、活動の様子を小・中学校教職員が共に見守り、児童一人一人の表情や関わり方から、これからの指導や支援につながる多くの学びを得ることができました。小学校と中学校が連携して児童理解を深めるという、本プログラムの大きな目的も達成できたと感じています。

 ご指導いただきました大阪府青少年活動財団の皆様、事前の準備から当日の運営までご協力くださった小宅小学校・誉田小学校・神岡小学校の先生方、そして温かく児童を送り出してくださった保護者の皆様に、心より感謝申し上げます。

 今回の経験は、児童にとって、中学校生活への大きな一歩となりました。龍野東中学校では、来年度の入学を心から楽しみに待つとともに、このプログラムで育まれた「人とつながる力」「仲間を大切にする気持ち」を、入学後の学校生活や学級づくりにしっかりとつなげていきます。

 今後も、小・中学校が力を合わせて、子どもたち一人一人が安心して自分らしく成長できる「龍野東中学校区」を築いてまいります。