龍野東中学校校歌
作詞 山本 豊子
校閲 高田 正太郎
作曲 有賀 正助
一
千古のみどり 鶏籠の
山の朝雲 仰ぎ見る
龍臥の丘の 学舎こそ
ああ若人の 命!
命かがやく 東中学校
二
若鮎おどる 揖保川に
瀬音高まる 太陽の
頭上に燃ゆる 闘志こそ
ああ若人の 力!
力あふるる 東中学校
三
詩歌の都 秋たけて
赤とんぼうの 歌声に
明日を夢見る 瞳こそ
ああ若人の 心!
心よびかう 東中学校
四
台山の嶺(みね) 雪白く
高き理想の その糧(かて)を
共に培う 学舎こそ
ああ若人の 誇!
誇りはばたく 東中学校
校歌制定の経過
実質統合二年目の昭和四十五年度当初に、新生龍野東中学校校歌を制定しようとの気運が高まり、五月に「校歌制定委員会」を設け、左のような経過をたどって、その誕生をみるにいたった。
- 一、五月下旬
- 校歌制定委員会
- 募集基準
- 新生龍野東中学校教育の理想、方針、学校周辺の景観等をおりこみ生徒たちに親しまれ愛唱されるもの
- 二、七月十日
- 募集をしめきり、二十篇の作品が寄せられる。
- 三、七月十五日
- 校歌制定委員会
- 応募作品中、優秀作四篇を選定。高田正太郎先生に校閲をいただき、入選一篇、佳作二篇を決定する。
- 四、八月初旬
- 東京学芸大学教授有賀正助先生に作曲依頼、九月初旬作曲完成。
- 五、十月二十八日
- 校歌発表会を開く。